top of page
サンマテリアル株式会社
二酸化塩素の効果
二酸化塩素とは
二酸化塩素は、フリーラジカルを持った酸化力を有したガス(気体)です。この酸化力が、細菌・ウイルス・花粉・臭気を分解させることなどにより無害化します。
ガスであることで、空気中を拡散し空間全体を消毒します。空間に飛散した飛沫の中や、それらが付着したところなど、また物理的に消毒しにくい場所などを消毒出来ます。
現在、コロナウイルス対策で指摘されている三密空間(密集・密着・密閉)も、二酸化塩素の様なガスによる消毒が効果的といえます。
ところで化学名が似ているものに、次亜塩素酸水があります。
次亜塩素酸水は強力な酸化力を有する化学薬品で、濃度が高いものはカビキラーやハイターなどとして家庭で使われています。次亜塩素酸水は一般的には次亜塩素酸ナトリウムの水溶液で、乾燥すると固体(塩)になります。水溶液が細菌・ウイルスと接触することで殺菌しますが、接触殺菌のため空間の除菌は難しいといえます。また次亜塩素酸水を空間に噴霧する商品が販売されていますが、空間に撒かれた水溶液が乾燥して次亜塩素酸ナトリウムが残り、それが人体に触れることで皮膚を傷めたり、汚染の原因になったりする問題を引き起こすことが考えられます。
二酸化塩素の殺菌・ウイルス除去効果
出典:日本二酸化塩素工業会
二酸化塩素の殺菌・ウイルス除去は、酸化という物理化学的力により発揮されます。
つまり細菌・ウイルスが例えば「焼ける状態」になることで死滅したり、弱体化したりします。
そのため細菌・ウイルスが耐性を持つことが無く、使用期間中は効果が持続します。
人体の細菌・ウイルスによる感染は、人の持つ免疫力が細菌・ウイルスに負けることで生じます。その点、二酸化塩素は感染リスクを軽減する効果があります。
図1は、空気中に低濃度で二酸化塩素が存在することで、充分な殺菌効果があることを示しています。
二酸化塩素剤(乾式タイプ)
二酸化塩素剤「CHLOXEL」は、空気に触れることで二酸化塩素を発生します。(乾式タイプ)
顆粒状固形の「CHLOXEL」は、特別な設備・容器などが不要で、身に付ける商品、持ち運ぶ商品、また簡易な据置用機器などに適しています。
特に「CHLOXEL」は、他社の類似品と比べ「二酸化塩素を多く、長期間、安定して発生する」特長を持っています。(弊社比較データによる)
一方、二酸化塩素商品には、亜塩素酸ナトリウムの水溶液にクエン酸とゲル剤を加える湿式タイプ(例えばクレベリン)のもの、電気化学的な設備でもって二酸化塩素を発生させるタイプのものがあります。
それぞれ特長・欠点があり、使用環境などで使い分けが必要となります。
bottom of page